岡田監督「いやいや、みんなボール150以上投げるな。まあそれはドラフトの方は全然お前、まだそんな（笑い）クライマックスが終わってからよ、おーん」

　阪神は12日、甲子園で1軍主力組の練習を実施した。1軍本体は18日から開幕するCSファイナルステージの最終調整として、13日から宮崎入りし、フェニックスリーグの14日の西武戦（アイビースタジアム）、15日の日本ハム戦（SOKKENスタジアム）に臨む。岡田彰布監督（65）の一問一答は以下の通り。



　－フェニックスリーグでは先発陣がいい結果を出している

　「うーん。（中略）大丈夫よ」

　－それは遠くにいても安心するか

　「そら、もう打たれるよりは。まあメンバーがなあ、違うかもわからへんけど」

　－村上と伊藤将は四球がなかった。それもシーズン中とは変わらなかった

　「うーん。（中略）まあ気持ちやな。気持ちの高ぶりやろうなあ。それはなあ。まあ、それは徐々に（CSが）迫ってきたらな」

　－いかに浮足立たずに投げられるか

　「うーん、まあ、そらなあ。アレは初めてやな。村上も大竹もなあ。初めてと思うけど。まあ、それは大丈夫。そんなもん、お前。やっぱり1シーズンを通してローテーションを守った、いうのは相当自信（中略）

　－リリーフ陣もまずまず。岩崎や島本とか

　「うん、まあ、それは全然。ちょっとうまいことカットせんとあかんけど（中略）3人ぐらいは外さなあかんからな。まあ、それは40人枠じゃなしに。それはシーズンといっしょ（中略）

　－ビーズリーは中（リリーフ）で投げさせるのか

　「いやいや、まだ、それはわからん。まあ、（中略）

　－打撃陣はゲームの1週間前になったが、どんな感じで仕上がっていれば、という青写真はあるか

　「まあ、そうやなあ。（中略）準備だけはしっかりやるという意味ではな。別にそんな結果を求めているわけじゃないんやから。18（日）から結果を出したらいいだけの話やから。結果はな」

　－投手より打者の方が調整は難しい

　「そら（相手が）変わるからな。ピッチャーはストライクゾーンが決まっているわけやから、そこ（中略）

　－こればっかりは監督でも読めない？

　「読めるかいな、そんなもん」

　－ひょんな選手が出てくるのも短期決戦の面白さ

　「出てきた言うてもメンバーを変えようと思ってないからなあ」

　－そうなると近本のような1、2番が大事

　「まあなあ。そやから、どんなバッティングをするかやろなあ。最初なあ。初回に。まあそら向こうも相手は決まらん、投げてくるピッチャーもわからんへん、そんなんわからへんやん」

　－フェニックスリーグとほぼ同時進行でCSがある。タブレットなどでCSを見るか？

　「いやいや、そんなんもう見んでいい。いっぱい見たがな。新しいピッチャーが出てきたとかなあ。何回も対戦したピッチャーやからな。投げてくるのは、結局は」

　－夜に映像を見る形か？

　「いやいや、そんなん別に見なくていい（中略）

　－セパ全日程が終了。3割打者が非常に少ない。投手のレベルの高さを感じたか

　「スピードがちゃうわな。これは昔と違って初速とかいろんなあれはあるけど、ピッチャーの方が、（中略）一番はストレートの速さやもんな、前と変わってんのわな、バンバン150投げるとかな。まあでも、実際打席の中で数字は出るけど、どんだけの速さを感じるかやからな、バッターがな」

　－監督の現役時代は3割バッターは10人くらいだったか

　「なあ、どのくらいおったんやろう。10人…10人はおらんか、まあな」

　－7～8人

　「（中略）だからいかに速いボールを打つのが難しいいうことやん、結局」

　－ドラフト候補の映像はそろそろ見た

　「うん、ちょっとやん、まだほんまちょっとや」

　－投手中心に見た

　「いやいや、バッターも見たよ」

　－気になる選手はいたか

　「いやいや、みんなボール150以上投げるな。まあそれはドラフトの方は全然お前、まだそんな（笑い）クライマックスが終わってからよ、おーん」

　－リーグ制覇が決まってから間もなく1カ月になる。長いなと感じる

　「いや、そら長いやろ。間もなくってあと2日やん。はっきりしてるやん（笑い）」

　－僕らもしんどいが選手もしんどい

　「何でお前がしんどいんよ（笑い）」

　－モチベーションを高めていくのもしんどい

　「こんだけ空くのは分かってるわけやからな、おーん。気持ち・・・・・