「投」でも進めたい改革がある。今季、貴重な左のリリーフとして39試合に登板した及川を、来季は先発で勝負させる。この日の午前は投手陣が秋季練習を行う鳴尾浜まで足を伸ばした。右腕7人、左腕2人の計9人がブルペン入りしたが、将がとくに熱視線を注いだのは育成の岩田将ら左投手だ。左腕のやり繰り、配置は来季も勝敗のカギを握るが、チームと及川自身の未来のためにも、もう一度先発に挑ませる。
同学年にはリーグを代表する先発となりつつあるヤクルト・奥川も、ロッテ・佐々木朗もいる。矢野監督も「そりゃあそこに追いついてほしいけどさ。先発で見てみたいというのも、そういう部分も含めてね。スケール感というか、そういうものはあるピッチャー」と大きな期待・・・・・
今季中継ぎで1軍に定着した阪神及川雅貴投手(20)が、来季は先発に挑戦する。矢野監督は「中継ぎより、まずは先発でやってみて、どこまでできるのか」と起用方針・・・・・
およよ、先発、がんば!