巨人にはV9川上監督以来の〝どんな時も勝負をあきらめてはいけない〟という堅く守られてきた名門の伝統がある。ましてや聖地・甲子園で相手は永遠のライバル阪神。今回の原采配は堀内氏だけでなく、今後もOB陣を中心に大きな議論を呼びそうだ。・・・・・
これはやっちゃいけない。
(中略)
強いチームがそんなことやっちゃダメよ。
こんなことして
相手のチームは
どう思うだろうか。
馬鹿にされてるとは
思わないだろうか。
増田がマウンドに立った瞬間
俺はテレビを消した。・・・・・
驚くべき継投策を展開した指揮官は試合後、増田大を起用した意図について「チーム最善策ですね。やっぱり6連戦という連戦、連戦、連戦の中でね、あそこ(の場面)をフォローアップする投手というのはいないですね。一つの作戦だからね。あそこで堀岡を投げさせることのほうが、はるかに(阪神に)失礼なことであってね」と説明した。
残っていたブルペン陣は大江、鍵谷、大竹、中川の4投手。今後も続く連戦での疲労蓄積を考慮し、控え野手を投入するして〝温存〟することを選択した。宮本投手チーフコーチによれば、原監督との話し合いで決まったといい「マウンドは投手から投手に渡すのが筋だと思う。私の最大の反省点。二度とこういうことが起こらないようにしないといけない」と責任を背負い・・・・・
ピッチャーイチローを思い出したわ。