内定をもらっていた銀行にはプロ入り時の契約金を預金した。だが、ギリギリまで迷って夢へ挑戦する道を選び、内定を辞退した責任をずっと忘れられなかったという。だから、当時の人事部長に対し「迷惑をかけたから、会わせる顔がなかった」と言っていた。
プロ入り後は、2年目の03年に中継ぎで51試合に登板し、18年ぶりリーグ優勝に貢献。リーグ制覇した05年には先発として11勝を挙げた。その後、友人の結婚式で偶然、その男性と再会する機会があったという。「あの時は本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた右腕に対し、上司になるはずだった男性は「こういう風に活躍している君を見ていると、これで良かったのかなと思うよ」と言ってくれた。思いがけない言葉に「許されるわけじゃないけど、ほんの少しだけ楽になったかな、と」・・・・・
会わせる顔がなかった…
法政、銀行、トヨタ…安ちゃん超エリートや〜〜