負けられない一戦だった。中村GMが23日に急死してから、初の甲子園。故人を悼みスコアボード上に半旗が掲げられ、試合前は黙とうをささげた。両軍は喪章を袖につけて、今シーズン最後の伝統の一戦を戦った。天国へ届けた弔い星。藤浪も思いを口にする。
「自分のドラフトのくじが当たった瞬間、後ろのテーブルでガッツポーズしてくださったのが印象的で、すごく自分の入団を喜んでくださった方なので。そのためにと思いましたし、いいピッチングをして勝ったのは良かったと思います」
引用元 藤浪完封で14勝 中村GMへ弔い星/タイガース/デイリースポーツ online
中村GMの急逝後、初の甲子園での一戦。快投を演じた藤浪はウイニングボールを和田監督へ贈った。そして、そのボールは29日、指揮官の夫人が中村GMの告別式に持参し、遺族へと手渡されることになっている。3年前のドラフトで自身を1位指名してくれた“恩人”へと贈る、何よりの手向けの品となるに違いない。「届けばいいですが、それは結果なので。意識せず、チームとして勝つことを考えたい」
引用元 藤浪 G圧倒完封14勝!勝利球は“恩人”中村GMの遺族へ ― スポニチ Sponichi Annex 野球
天国へ届けた弔い星
君はとことん孝行息子だよ。成長のスピードが我々の予想のはるか上を行っている。