◆SMBC日本シリーズ2023第2戦 オリックス8―0阪神(29日・京セラドーム大阪)
阪神は前夜の8―0の快勝と真逆のスコアで敗れ、1勝1敗のタイとなった。先発の西勇が3回に自身のけん制悪送球でピンチを広げると、4回も2死からの四球をきっかけに3失点。3回2/3を4失点で主導権を奪われると、後手に回った打線も沈黙した。初回の守りでは、一塁線の打球を主審がフェア、塁審がファウルと判定。協議の結果、ファウルとなり、岡田監督が抗議に出る場面もあった。
以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答。
―西勇は悪送球や四球から失点
「なあ。ツーアウトからフォアボールで、あれやからなあ。4連打か。用意してなかったよ。ほんま」
―立ち上がりはよかった
「よかったよ。(中略)自滅みたいなもんやからな、結局はな。ツーアウトからのフォアボールも、自滅やん。ピッチャーな。下位打線にいくところでな」
―初回はフェア、ファウルの判定を巡って抗議
「なんか知らん。協議するんやてな。一塁の塁審と。みんな審判団で協議したとか言うとったけどな。(中略)2人でやるんやってなあ。そんなルールあった? ベースまでは主審の判断ちゃうの?(中略)審判の協議でフェア、ファウルを決めるんやて。そんなルール、野球やってて初めて聞いた」
―オリックス宮城は
「(中略)後手後手いってるからなあ、もうああいう展開なったらアカンよなあ、やっぱりなあ」
―4回の森下の併殺など流れも悪かった。
「結局ずっと森下がキーになってるからな。初回にしてもそうよ、(中略)
―甲子園では打順の組み替えも考えないといけないか
「いやいや、まだだから聞いてないから分かれへんけどな。どういう考えでな、打ってるかいうことやろな」
―中野が好調なだけに目立つ
「そうよ、そうよ。それこそ野球言葉やもんな。エンドランいうたらバッターはゴロ転がすんとちゃうの、なあ。だからそういうことやんか。昨日の初回もそうや、なあ。昨日今日と、初回でガクッとくるようなそういうね、ヒット打つだけとバッターちゃうからなあ。それがなんかなあ、打ちたい打ちたいってもうそれしかないからなあ、見てたら」
―1勝1敗に
「おう1勝1敗でええと思ってたけど(中略)
―スコアが監督の背番号に
「(中略)まあまあ、甲子園帰ってからや・・・・・
忘れそうだけど、森下くんルーキー。
引き出しはまだ少ない。
好調と不調が交互にくるけど、今不調がきてしまってるね。
1日休養、疲れとって明後日から行こう。