阪神の岡田監督は9日、甲子園で練習後に取材対応した。
―ノイジーはシート打撃で2本の安打性を放ちアピールした
。
「張り切っとんね。なんでやろ。ほんま」
―登板した門別、茨木をどう見た?
「ええボール投げるなあ。高校出の1年目やで?(門別は)149キロくらいまで出とったな。茨木も146キロとか、7とかな」
―茨木は生で見たのは初めて?
「生は、初めてやわ」
―印象は?
「まとまってる(中略)ほんまええ体してるよなあ」
―門別は面白い存在。
「なあ」
―CSは?
「アホか(笑)。他のピッチャーが怒りよるで。1年間、投げたピッチャーが怒るわ。何を言うとんねん。そこまでは、順番は回ってけえへんわ」
―この2人に投げさせたのは、岡田監督自身が見たかった。
「実戦でシート(中略)それでピッチングコーチが選んだ2人やからな」
(中略)
―登板順が1試合ずれる。
「先発はな。だから、才木は14日になあ。(その日は)西(勇)と才木でいかなあかんわ。だから、後ろもちょっと1イニング、2イニング増やすって、なんかそんなこと言うてたわ。了解得て10回やるとか。だからまあ、先行でも裏までやるとか、勝ち負けとか関係ないからな。1イニング、2イニング増やしてもらうんやって。それなんか言うとったから、相手にオッケーをもらったんやろな」
―14、15日の指揮は?
「執らん執らん。おれは後ろで(中略)そんなん暇でしゃあないやろ、コーチも」
―裏の席から?
「そうそう、前もそうやったよ」
―ベンチとは違った視点で調子を確かめられる。
「まあまあ、後ろからなんて見る機会がない(中略)
―バッターは試合間隔が空く。
「相手もどんなピッチャーが来るかわからへん(中略)
―明日(10日)のシート打撃は、湯浅と誰が投げるのか。
「左の誰やったかな。鈴木やったかな。富田はまたマメができて投げられへん(中略)
―富田はマメが続いている。
「(中略)固まっとかなあかん、そんなんな、固まっていくんやから」
―打者は4日間空いてのシートだったが。
「あんなんもう、何もないよ(笑)」
―目慣らし。
「目慣らし、目慣らし(笑)」
―気が早いが、門別、茨木はこのままアピールが続けばキャンプで1軍スタートも見えてくるか。
「またキャンプやるかならな、安芸で。そこでなあ、1軍半クラスのピッチャーと一緒にやって。だから今日、ちょっと(青柳と大竹の)ブルペンを見せたんや。そういう(中略)
―今年の春季キャンプでも中川を1軍に呼んだり若手に経験を積ませた。
「だから、そらキャッチャーなんかは2軍のピッチャーを受けてるのと1軍のピッチャーを受けてるのと大違いやんか、結局は。1軍のローテーションで投げるピッチャーのボールなんかキャンプでしか受けられへんやんか、結局な、経験でけへんからな」
―茨木も門別もストレートであれだけ押せると将来が楽しみ。
「いやいや、本当にストレート、力あるよ」
―単純な球速だけではない部分もある。
「どっちかいうと変化球よりも、8割くらいストレート投げとったからな。それでもやっぱりな、ファールが取れるとかな」
―ビビってなかった。
「今のやつはそんなん関係あらへん」
―ドラフト候補のビデオは順調に見ているか?
「ドラフト?まだ見てないよ。もうちょっとしたら来よるんちゃうか」
―広島、DeNAの今季の映像は見直しているのか?
「いや、見てない、見てない。全然、見てない。もう見んでも、分かるやん。見る必要ない。まあ、だから、その試合(CSファースト)は大事やけどな。広島での試合はな」
―スコアラーに情報をあげて来いと言っているか?
「いやいや、まだ言うてない。まだ、お前、4日も5日もあるやんか。そんなもん。ファーストステージは試合が少ないからのう。(試合が最大で)3つやろ。2つ勝てばええ(中略)
―監督のモチベーション上がるのは相手が決まってから。
「まだまだそんな全然モチベーション上がらへんよ。描くこともできへんやん、想定とか考えることもできへんやんか」
(自ら切り出し)
「みんなフェニックスに取材に行ったんか?(雨天中止で)暇でしぁあないやろ。向こうは(笑い)」
―今日は原稿ないんですよ。何かないですか。
「何にも・・・・・
期待してね!