<ペン囲み>
―佐藤輝は本塁打を放った初戦、最後の一ゴロをほめていた。そこに兆しがあった。
「昨日(13日)も最初、ファーストゴロやった(中略)
―四回の攻撃で西純に代打は考えなかった?
「いや、そんなん全然考えへん(中略)
―佐藤輝が良くなっているのは、ポイントを前で捉えているからか?
「いやそうそう、ポイントが良くなって前で捉えられてるからファーストゴロになるんよ。だって開幕からファーストゴロはなかったやろ。横浜までなかった(中略)
―梅野は監督が言われているようにコンパクトな打撃をした。
「なあ、今日はえらい楽に構えとったやんか。昨日、おとついまでこんなんして(バットのヘッドを投手に深く入れるような仕草)、遅れるいうてるのになあ」
―そのアドバイスも昨日伝えたのか。
「だからもう、そんな構えでバットに力入るからな。逆に、普通に打ったら、あないしてな。最初の打席も外、(中略)自分で感覚でつかめばええんや」
―近本は初回のヒットからつないだ。いい存在。
「なあ。何本目やて、聞いとったよ。何本や、今日」
―4本です
「まあ、なあ、打ていうたらヒット打つんやから、しゃあないやんか、数えても。こっちが何か言うあれじゃないから、そんなん。打つなとは言われへんし、なあ(笑い)」
―西純は悪天候の中での投球で苦しんだ。次は?
「なあ。ちょっと、わからんもんな、これなあ。ファームで待ってるピッチャーがおるんやけどなあ。どういう風にみとったやろな、今日。フフフ。まあ、それはもうちょっと考えなアカンわ。まあ、来週」・・・・・
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