6月の株主総会後に、谷本オーナー代行が「球団の顔、軸にドラフト上位の選手が名を連ねるようになった」と次期監督に育成路線の継承を望んだ。その言葉が示すように、球団内ではシーズン前半戦の段階で、選手事情を熟知した平田2軍監督を内部昇格させる案で一本化。金本前監督、矢野監督からのスムーズな移行を図ろうとした。ところが、藤原オーナーが球団案に対して態度を保留。そこに、阪急サイドの意向が見え隠れする。
06年10月に阪急電鉄と阪神電鉄が経営統合して「阪急阪神HD」が誕生。その際、「タイガースは阪神電鉄に任せる」という内容の書面が取り交わされていた。だが、16年もの月日で潮流は変わった。関係者によると、近年は監督人事が取りざたされるたびに、阪急サイドから、05年優勝の岡田氏の名前が挙がっていたという。そして、今回の岡田氏の就任。17年もVから遠ざかり、“声”が次第に大きくなってきたのは想像に難くない。
(中略)
関係者から「岡田さんは矢野監督と真逆のタイプ。今の選手ではどうなるのか」という声も聞こえてくる。岡田氏の起用は、チームに緊張感を生む“劇薬”。その注入が・・・・・
矢野さんとまだ野球したいんやという意地を見せてほしい。クライマックス権利だけは取って、3位が決まったら糸井さんと西勇輝くんの「矢野さんを胴上げ」の夢を叶えるため日シリに是非とも進んでほしい。
毎年最終戦まで順位決まらん戦いは盛り上がるかもしらんけど疲れるですね。