ミスを「取り返せるヤクルト」「取り返せない阪神」の差が勝敗に表れている。その阪神はヤクルトの捕手、中村に打者心理を見透かされている。
今季26試合目の完封負け。ヤクルト小川を追い込めず、5回以降は毎回走者を出したがホームが遠い。
山田 マクガフをリードした中村だが、佐藤輝には「いつ落とすんだ、いつ落とすんだ」と思っているところを真っすぐで攻められ、最後はふっとスプリットで抜かれた。阪神は玄人好みのリードをするようになった中村に狙い球を絞らせてもらえなかった。阪神が各球団のエース級を打ち崩せないのは、スイングとかフォームが原因ではないだろう。打席での対応力、つまり“読み”がまだまだ浅いのだろう。
今季も注目された藤浪だが、8月27日の中日戦(バンテリンドーム)で連勝したときも、山田氏は「まだ復活とは言えない」と論じてきた。
山田 どうしようもない状況は脱したが、上下のバランスを見ていても、・・・・・
フリースインガーしかいないので