一回、マウンドに上がった途端、土砂降りの雨に変わった。あわてて阪神園芸がグラウンドに駆けつける。プレーボールがかからない。ベンチに選手が下がる。青柳はナインにイジられた。
「みんな僕のせいにしていたので、チカ(近本)とか。僕のせいじゃないでしょ! って(笑)。若干、中止かなって思ったんですけど、やるって聞いて気持ちを入れ直して、しっかり準備できたかなと思います」
まさかの45分遅れで試合開始。「雨柳さん」としてグッズも販売されている球界屈指の雨男
(中略)
白星とはならなかったが「ある程度投げられて、チームの勝利に貢献できたと思うので、それは一番うれしい」と前を向いた。
「今回はダメならファームに落ちるだけという感覚、意識で投げていたので、気持ちの入った初回だった」
ここまで12勝も過去4試合で8四死球。最多勝争いで巨人・戸郷が1勝差に迫る中、2軍落ちとなれば風雲急を告げる形となっていた。それだけ覚悟をもって臨み、無四死球投球で応えた。
「(大山)悠輔がホームラン打った後に『ヤギさんすみません』と言ってきたけど、そんなの・・・・・
阪神・青柳、水を得て復活7回0封 マウンドに上がった途端どしゃ降り…開始遅れ関係なし – サンスポ #阪神タイガースhttps://t.co/SsQOQkWxxY @SANSPOCOMより
— サンスポ (@SANSPOCOM) August 30, 2022
次は勝ちが付きますように