(セ・リーグ、阪神2ー1巨人、11回戦、阪神6勝5敗、21日、甲子園)阪神は九回、岩崎優投手(30)が1点を失った後も2死満塁の窮地を招いたが、しのぎ切り、勝利を飾った。7回無失点のアーロン・ウィルカーソン投手(32)が3勝目(2敗)。2018年6月17日の楽天戦(楽天生命)以来のスタメンとなった長坂拳弥捕手(28)がセーフティースクイズで打点を挙げ、二盗を阻止するなど、攻守で存在感を示した。矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績16勝29敗1分、観衆4万2445人)。
(テレビインタビュー)
ーー1点差の2死満塁を逃げ切った
「いや、もうしびれましたけどね、もう優を信じて。頑張ってくれって(中略)
ーーウィルカーソンは素晴らしい投球
「(中略)今日は初登板ぐらいの球の切れ、勢い、コントロールがあったなという投球。本当リズムを作ってくれましたね」
ーー何が一番よかった
「やっぱり変化球、チェンジアップが一番武器にはなる球種なんですけ、真っすぐがいつもより(中略)
ーー中5日でベンチの起用にも応えた
「元々ね、中6日というのをあまりやっていないピッチャーなんで。中5日がもしかしたらいいのかも(中略)
ーーマルテがチャンスで一本
「うーん、そうですね、本来の状態ではないと(中略)
ーー3本出たが
「そうですね、打率もやっと2割ぐらいですかね(・206)。まだまだ物足りない(中略)
ーー長坂はセーフティースクイズで追加点(二回無死一、三塁)
「簡単なプレーではないんですけど、本当にしっかり初球で決めてくれました。盗塁もよく刺しましたし(八回1死一塁で代走増田大の二盗阻止)。こういう緊張感の中で九回守り切ったのは、拳弥もすごく自信になると思います」
ーー近本が20打席ぶり安打で2安打2盗塁
「やっぱりウチの野球は近本にかかる比重(中略)
ーー22日は伊藤将司
「今日も全員で(中略)
ーー前売り完売。ファンに向けて
「(中略)何とかいい試合を見せたい、という気持ちで明日もいきたいと思います。どうか明日からもよろしくお願いします」
(囲み)
ーー長坂のスタメン起用は
「(中略)どっかでスタメンで使いたいなっていうのはあったんでね。昨日試合に出て落ち着いてね、(中略)長坂は落ち着いてやってるなと感じたんでね。そういうところでは、きょうは拳弥でいいんじゃないかってね」
ーー20日の悔しさを感じながらのプレー
「(中略)そんな余裕はたぶんないと思うんでね。今はもう目の前の試合に出られて、初めてスタメンで出るとなるとそんな余裕はないんじゃない? でも今はそれでいい。目の前のことを全力(中略)
ーー最後の場面で切り抜けたことも大きい
「やっぱり九回を守り切るのは、キャッチャーの成長には必要なところなんで。やっぱり最後の1個のアウトの重みというのが、(中略)
ーーウィルカーソンは以前に「捕手がリードしたくなる投手」と話していたが
「まあ、そうやね。左バッターの外のスライダーとかね、(中略)普通にウィルカーソンが気持ちがよさそうに投げられているというのは、そういうのを見て分かったので、よかったと思います」
ーーセーフティスクイズでの三走糸井の走塁
「(中略)しっかり走ってくれたっていうのは大きいかなと思います」
ーー大阪タイガースのユニホームで初勝利
「伝統というのはね、いろんな先輩方・・・・・
ウィルクさんがどんどん日本に慣れてきて、少しずつイニングが増えて、今日はストレートが1番よかった
ところでタイトルから明日も長坂スタメンかと思ったよ。伊藤将くんだから違うと思うけど