西純は2回表に左越え2ラン。日刊スポーツ評論家の岩田稔氏(38)はその直後、2回裏に坂本誠志郎捕手(28)が繰り出したリードに注目した。【聞き手=佐井陽介】
◇ ◇ ◇
興奮冷めやらぬ雰囲気の中、阪神坂本捕手の見事な手綱さばきが効果的でした。「8番投手」で先発した西純の豪快なプロ初本塁打が飛び出した直後、2回裏のリード。
(中略)
振り返れば、初回は150キロ超の直球でドンドン押しています。1回は計19球のうち11球が直球。3回は計14球のうち8球がストレート。ではなぜ2回だけ変化球の割合を一気に増やしたのか。個人的には「ここからはもう1度冷静に行くんだぞ」という意図をはっきりと感じ取りました。
投手だった自分にも経験があります。打者として攻撃面でも貢献できると、どうしても気持ちが高ぶってくる(中略)投手を落ち着かせるリードを選択した坂本に頼もしさを感じました。
対照的だったのが、若きヤクルトバッテリーです。確かに25歳左腕高橋の直球には抜群の威力がありました。本人
(中略)
直球で押したくなる状態だったからこそ、23歳の古賀捕手は手綱さばきも意識するべきだったように
(中略)
この日、梅野が右脇腹の負傷で出場選手登録を抹消されました。主将でもある坂本の力がますます必要なタイミングが訪れました。時には・・・・・
解説の五十嵐にもリード褒められてたね。
梅ちゃんがいない間経験のある捕手としてチームを引っ張ってほしい。