指揮官は「非常に優れた投手の人たちが多かった。思っていた以上の選手たちを指名することができた」とえびす顔だったものの、抱えられる人数には限りがある。まして今季は支配下登録上限の70人を保有。すでに球団幹部は「(来季は)62人でスタートしたい」と明かしており、ドラフトで指名を上乗せした分、戦力外や育成落ちとなる人数も増やさざるを得ない。現状で戦力外を通告されたのは3年目内野手だった松井だけ。「62人」までスリム化するためには〝リストラ枠〟を広げて計15人、あと14人へ非情通告が必要となる。
さらに、球界関係者は「巨人が指名した7人のうち6人が投手。チーム全体のバランスを考えれば、必然的に切られる人数が増えるのは投手では」との見立てを示した。弱肉強食の厳しい世界。夢に胸を躍らせてプロの門をたたく者がいれば、去る者も出てくる。今季の戦力外通告期間は第1次が25日までで、第2次はCS終了翌日から日本シリーズ終了の翌日まで。当落線上の選手たちにはつらい日々・・・・・
人的補償対策に若手有望株でも育成とかするのかな