阪神85年日本一監督・吉田義男氏(87=日刊スポーツ客員評論家)が、古巣に猛ゲキを飛ばした。
(中略)
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まず最初にわたしが痛切に感じたのは、こんなに阪神を取り巻く状況が情けないのに、大勢のファンが甲子園に足を運んでくれていることでした。
これって当たり前の光景ではありません。もし観客で埋まったスタンドが当たり前、これが日常と思ってなにかを感じないのであれば、そこに“甘え”があるんと違いますか。
これだけ巨人に突き放されても、いくら逆転負けを喫しても、お客さんが見放すことなく応援してくれている。こんな幸せなチームありませんで。
わたしは殺風景な甲子園でプレーした時代も経験しているので余計に
(中略)
今はお家の非常事態です。本社、フロント、現場がいかにこの有事を受け止めるのか。そして今後のチーム作り、編成、球団の在り方が問われる大事な時機にきている気がします。
昨季から続く守備力の低下も1つ。これってどんな検証してるんですか。例えば小幡の才能をいかに見極め、これからどう起用するかは非常に興味深いです。
近本、大山らの成長はうれしい。でも芽が出だした若手投手
(中略)
阪神の監督はつらい。わたしもいくらでも負けてきた。自慢じゃないが、批判の的にさらされたのは、わたし以上の人はおらんでしょ。でも現実を甘んじて受け止めながら内心ではなにくそと思ってきた。
チーム一丸と一口で言っても・・・・・
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そこに愛はあるんか?