阪神の助っ人コンビが、復活のアベック弾を放った。6回にジェリー・サンズ外野手(33)が1カ月ぶりとなる19号ソロを打てば、続くジャスティン・ボーア内野手(32)も16号ソロで続いた。2者連続アーチで6得点の猛攻を呼び込み、チームは快勝。今季のチーム本塁打数は昨季を早くも上回る95発。単年契約を結ぶ2人にとっても、来季残留をアピールする1発となった。
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先頭の5番サンズが先発野村のスライダーを左翼席に突き刺した。「やっぱりホームランは気持ちいい。特にこう調子が悪い時に打てたことは良かったよ」
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ボーアも続いた。2ボールから野村のカットボールを右翼席中段まで運んだ。「(球場の右翼側後方にある大型スーパー)コストコを見ながら打席に立つことができたよ。コストコまでいかなかったけど、いい打球だったね」
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不振の時でも、2人は暗くなるどころか粋な計らいで雰囲気を盛り上げた。サンズは虎が描かれたバンダナを通販で複数購入し、選手に配布。「チームメートに感謝の気持ちとしてだよ。何とか恩返ししたくてね」。自身も日の丸バンダナを気に入り、この日も試合前練習で着用していた。ボーアは甲子園バックスクリーン弾で獲得した賞金100万円を使い、大量の飲み物などをチームに差し入れ。「みんなが喜んでくれて良かった。自分も幸せな気持ちになったよ」。助っ人コンビはすっかりチームのムードメーカー
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▽阪神井上打撃コーチ(両助っ人の1発に)「あいつらも・・・・・
サンズ&ボーアのアベック弾😆 pic.twitter.com/80M2jn26vr
— 代打の神様@神戸っ虎 (@tigers_j_p) October 8, 2020
今度はコストコまで直撃弾狙うよ!