今年2月のキャンプ期間中、巷で頻繁に移籍候補の1つともウワサされるパ・リーグ球団のスカウトに「もし阪神から藤浪を交換相手とするトレードの打診があったら、どうするか」と率直にぶつけてみたことがある。そのスカウトはこれに大きく首を横に振りながら「NOですね」と断言し、こう続けた。
「今のままでは残念ながらウチの球団に来たとしても不良債権で終わってしまいますよ。環境を変えても再生は厳しいと考えます。確かに藤浪君はポテンシャルの高い投手ですが、制球難が制御不能になり始めた4~5年前頃から伸びしろは消え去って劣化する傾向にある。ある日の試合で対戦相手から一喝されたり、あるいは一時の首脳陣と折り合いが悪かったり…。
そういう様々な〝外発的要因〟があったとも言われていますが、どのような経緯があるにしても成長というものには最終的に自分自身がそうした困難を乗り越えられるか否かにかかってくる。感情や性格をコントロールする力、いわゆる『気持ち』や『ハートの強さ』を養うことこそが一流選手になるために必要な条件
(中略)
そして「あくまでも現場で顔を合わせるスカウトレベルの話ですが」と前置きした上で「他球団も基本的にウチと同じ考えのはずです」と推察する。つまり藤浪・・・・・
なんかこの記事きらい