「悔しいシーズンなのは間違いないですけど、その前の2年(17、18年)も0勝でもおかしくなかった。あの状態でごまかして3勝も5勝も
(中略)
「パイオニア」2人の言葉。ある時、武豊に語りかけられた。
「おごりとかそういう意味じゃなく、自分のことをもっと特別だと思ったほうが楽になれるよ、と。いろんな批判
(中略)
16年から成績が下降し始め、不振で初めて2軍降格した17年はファンだけでなくチーム内から厳しい声も聞こえてきた。「今思えば病んでましたね…。グラウンドに行くのも憂鬱(ゆううつ)になった時期もあったので。全員が敵に見えるというか、疑心暗鬼になるというか。そんな悪いことしたのかなと…」。制球難による近年の不振とは別問題でも実体のない“何物か”と戦っているうちに心も疲弊
(中略)
時を同じくして、親交のある野茂英雄氏からも
(中略)
昨年、唯一の1軍登板だった7月31日の中日戦。初回、マウンドへ向かうと浴びたことのない量の声援が注がれた。
「本当にびっくりした。今まで歓声に応えようとか、ファンの期待に応えようとか、あんまり考えてこなかったんですけど。あれはちょっと…。こういう空気感で野球やらないとあかんなと、こういう人たちのために野球やらないとあかんなと・・・・・
藤浪がんばれ!
【覆す1年】藤浪晋太郎投手が令和2年初めてスポニチの1面に登場です。苦しむここ数年にあった知られざる苦悩、そしてレジェンド2人からもらった胸をついた言葉。昨年、唯一の1軍登板で全身から溢れ出たある感情。限られたスペースを限界ギリギリに使って記事を載せました。是非、ご一読を。 pic.twitter.com/efODhDB3T5
— ?チャリコ遠藤?スポニチ虎番? (@sponichi_endo) January 2, 2020
信じてるで!