昨オフ、中田は揺れていた。FA権を再取得。先発として任されるイニングが減ってもいた。行使を真剣に考えたが、思いとどまり大減俸で残留した。「ずっと野球に真っすぐ向き合ってきた。僕の中で何か『逃げ』じゃないかと。強いホークスで勝負したい」。思いとは別に、宣言なら動いた球団もあったと聞く。
現実は厳しかった。それでも久保2軍投手コーチらの助言のもとフォームと鍛錬を突き詰め、37歳で2軍の規定投球回に達した。「上で投げさせたいと思わせる姿を見せられなかった。そこは受け止めてます」。焼ける夏の風が
(中略)
トレード発表後。関係者の話を聞いていると、連絡を受けた中田が周囲へのあいさつでファーム施設内を駆け回った姿が浮かび上がってくる。食堂の女性スタッフにも一人一人声を掛け「スーツじゃなくてすいません」と練習着をわびたらしい。宮崎で試合中の2軍の面々に、連絡が遅くなる心苦しさ・・・・・
素晴らしい実直さ
投球以外でも若手の手本にもなります
阪神に来て良かったといっていただけるといいな
それでも年齢関係なく競争の世界
頑張ってください