ナインの心を奮わせたのは、決死のプレーを見せた男の姿だ。脳腫瘍からの復帰を目指した横田の引退試合が26日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で行われた。8回守備では本塁突入を試みた走者を渾身(こんしん)のノーバウンド送球で刺した。試合後のセレモニーで騎馬を作って横田を担いだ中谷も「野球が出来ることに感謝をして、横田の分も頑張ります」と涙していた。
負ければ“終戦”。トーナメントのような明日なき戦いには、独特の緊張感が漂った。横田の引退試合に駆けつけて花束を渡した矢野監督は「恩返しじゃないけど、俺らも頑張っている姿を見せていく日にもなったと思う」とその姿に感銘を受けた。この日の試合前ミーティングでは「明るくやろう! 楽しくやろう!」と、ナインを鼓舞していた。・・・・・
明るくやろう!楽しくやろう!
勝ち切るで〜❗️