この日、試合前練習のウオーミングアップ中のことだった。横浜遠征中の虎ナインがDeNA関係者と再会のあいさつを交わす中、鳥谷が歩を進めたのは、打撃ケージ裏で練習を見つめる敵将アレックス・ラミレス監督(44)のもとだった。約4分間、通訳を交えて3人で話す様子は周囲に溶け込んでいたが、阪神ベンチの裏には衝撃が走った。
チーム関係者の1人が「本当にビックリしましたよ。まさか(来季に向けての)“転職活動”なんてことはないでしょうけど…トリさん、来年ベイに行ってしまうんですかね」と話せば、別の関係者も「本当にそんなことになったら
(中略)
試合後、鳥谷本人に直撃取材すると、「(ラミレス監督は)『試合に出られるように、できることを今のうちにしっかりやること。プレーヤーとしても、違う部分(将来的に指導者になったとき)にもつながってくるよ』と話してくれました」と明かした。
自身の立場については「今どう、というのは何も考えてないですけど。1年間やってみて、自分がどうかということなんで。(試合に)出てるときも、(シーズンの)途中(調子が)良くても悪くても、1年間トータル
(中略)
「それはもう、いろいろ状況があるので。球団から要らないといわれれば辞めなきゃいけないですし、それは年齢にかかわらず、この仕事をやっていればみんなそうですから。要らないよといわれたら、そうなるしかない。まあね、先のことは考えていないですけど、今は自分ができることをしっかりやるだけだと思いますよ」と覚悟を決めている。
選手兼任コーチ案もささやかれる中、「選手1本にこだわる気持ちは?」と聞くと、「特にこだわりはないですね」と答え・・・・・
さすが夕刊フジ
— けんじゃ (@nana_chu_kenjya) 2019年7月4日
鳥谷でここまで遊べるとかマジでさすがすぎる pic.twitter.com/6okL34kHXK
来年ベイ入りて?
ラミ監督は球界、人生の先輩としてのちょっとしたアドバイスとどこにでもある世間話のつもりやろ。