球団フロントの1人は「投手陣、特に中継ぎ陣はベテランの藤川を軸に頑張っている。問題が攻撃陣にあるのは明らか」と認める。「守備重視のセンターライン(捕手、二遊間、中堅手)は少々バット(打撃)が物足りなくても仕方がないが、一塁手と三塁手はせめて彼らの1・5倍くらいの数字を求められる」と指摘する。
具体的には「シーズン30本塁打が最低ライン」。若き4番大山は「プレッシャーが多い中でよく頑張っている」といわれながら、これまで10本塁打と理想にはほど遠く、助っ人のマルテも6本塁打では
(中略)
狙いを定ためたのは中日のモヤだったという。長打力は魅力的だがチームで任された外野守備は「相当、厳しいレベル」(中日関係者)。一方で、守備負担が軽減されれば「彼は間違いなく打つ」と太鼓判を押す。前出の虎フロントも「モヤが有力候補だったのは確か。ただ、同一リーグ間のチームでのトレードはハードルが高かった」と裏事情
(中略)
さらに、候補とみられるのが2014年にパ・リーグ本塁打王に輝いた西武のエルネスト・メヒア内野手(34)。過去にも阪神が獲得に動いたことはあるものの、複数年契約と推定年俸5億円がネック
(中略)
来日6年目で、今季は3年契約の最終年。某セ球団編成担当は「西武としては半年分の給料を肩代わりしてくれるなら、放出に支障はないだろう。資金豊富な阪神なら金銭トレード・・・・・
今年の夕刊フジさん、取材力の強さを感じます
モヤモヤ