「球団の関係者、首脳陣にいろいろと聞いたよ。2軍のブルペンでも相当、球が暴れているらしい。だから平田2軍監督もコーチ連中も“試合で投げろよ”とは言えないらしいな。もう、本人が“大丈夫です”と言ってくるのを待つしかない状況のようだね。どうして、そんなことになってしまったのか? どうして…。今はとにかく藤浪自身が自力ではい上がってくるのを待つしかないんやろなぁ…」
阪神OBのひとりはため息まじりに語りましたね。プロ入り7年目の今季は監督も交代し、心機一転で復活するのでは…と期待
(中略)
そして、グラウンド外への影響は今年のドラフト戦略です。今ドラフトの目玉は高校生史上最速163キロの大船渡(岩手)・佐々木朗希投手(3年)ですね。190センチ、86キロの大型右腕は
(中略)
当然ながら阪神のスカウト陣もドラフト1位候補として徹底マークに入っているのですが、他球団のスカウト陣から冷ややかな視線を投げかけられている、というのです。
「同じ大型右腕の藤浪をあんな状態にしてしまっているからね。たとえ佐々木を指名できても育てることができるのかな? 佐々木の関係者も当然ながら情報は収集するだろうからね。阪神さんは指名を見送ってほしい、なんて言ってくるかもしれないよ。まあ、昨季のドラフトでも藤浪の母校、大阪桐蔭の野球関係者から“ウチの藤原や根尾は阪神に指名されないでほしい”と言っていたようだしね。ああなると辛いよな」
これはパ・リーグの編成担当者の言葉で・・・・・
藤浪くん・・・
出たな越後屋