そんな“裁定”を藤川はどう思っているのか。本人に直接聞いてみると意外や意外…「矢野監督からは(経緯を)ちゃんと聞いています。全然、大丈夫ですよ。残念だとかどうとか全く思ってないし、状態がいいヤツがやればいい。むしろ今の自分では良かったかなとは思っている。シーズンは開幕だけじゃないし、夏場あたりから本領発揮するのがあるべき姿。振り返ってみたらクローザーだったということを証明して見せますから大スポ(東スポ)も心配しないでください」と平然としたものだ。
さらにこうも続けた。「(オープン戦は)確かにまだ本調子までいっていない部分はあるけど、打たれているのは抑えにいってない投球をわざと試みているから。抑えにいってやられたらアレですけど、そうじゃない。今回打たれたのは全部真っすぐ。後はしっかり変化球で封じているのも自分が開幕に向けていろいろやろうとしていることなんです」
強がりを言っているわけではない。藤川の言い分には根拠がある。「だいたい自分は筋金入りのスロースターター。毎年始まりはボコボコで去年の今ごろも悪かった。これは高校の時からで、センバツにも出れなかったし、プロでもWBCでも結果を出せなかった(笑い)。でも、毎年周囲から『力が落ちてきた』とか言われ続けて、その度に覆してきたと思っている。・・・・・
頼もしいです!
球児さん今年もよろしくお願いします‼️