「キャッチャー的にはロペスへの1球に悔いが残ってしゃあない。ベンチでも守屋にも、リュウ(梅野)にも話したんだけど。投手の方が実績や経験がある投手ならいいんやけど。あそこはリュウが引っ張ってやらないと」
四回先頭で迎えたロペスを見逃しストライク、変化球でタイミングを外しての空振りでポンポンと追い込んだ。将も振り返る。「最高の追い込み方をして。あの1球で、構えた瞬間にちょっと怖いなと」。梅野は腰を浮かせ高めにミットを構えた。吸い込まれるようにストライクゾーン高めに入った148キロは、ハイボールを得意とする強打者に見事にはじき返された。この左中間二塁打から守屋はこの回、3連打と3ランを含む5安打を集められ5点を失った。
(中略)
守屋に黒星がつき、オープン戦最下位脱出もならず。シーズン前で良かった、では済まない。頼られる捕手になれと、矢野監督は語気を強める。
「守屋も1軍にしがみつこうと必死になっているなかで、引っ張っていける捕手にならなあかんと思う」・・・・・
引っ張る捕手!
賞を獲った翌シーズンが大事。
期待してるよ!!