年俸150万ドル(約1.7億円)の1年契約を結んだ。
「実際は目先のカネに転んだようだ」
とは、さる代理人筋。
(中略)
さらに本人のメジャー復帰願望もある。
「ガルシアは今オフ、メジャー復帰も模索していた。だが、メジャーでの実績がなく、日本でも1年しか活躍していないこともあり、色よい返事がもらえなかった。来季の活躍次第では、獲得に興味を示すメジャー球団が現れるかもしれない。1年契約であれば自由に動けます」(マスコミ関係者)
先日、米国、キューバ間の移籍に関する新制度が合意に達し、来年から施行されることもメジャー志向が強いガルシアには好都合だという。
「ガルシアは2010年、家族をキューバに残したまま、亡命している。新制度が成立すれば・・・・・
キューバ政府は国内トップの選手をメジャーに直接送り出す代わりに、契約金の25%を譲渡金として受け取るルールになる模様だ。
キューバ選手がメジャー球団と契約する場合、これまでは第三国へ亡命し居住権を得なければFAの資格が得られなかった。しかし新制度下では亡命選手がメジャー球団と契約することが禁じられ、新制度以外の移籍が不可能となる。キューバ亡命選手に関して、不法な仲介業者の存在が問題視されおり、新制度はそれを排除する目的もあるとみられ・・・・・
大リーグ機構(MLB)と選手会は、キューバ野球連盟と「キューバ選手の移籍手続きで合意した」と発表した。新制度は日本選手に適用されているポスティングシステムの大筋がお手本だ。大リーグ球団は国内選手獲得にかかる金額よりはるかに安く力のあるキューバ選手と契約し、譲渡金もその契約金額の25%程度。優れた選手を安く買う制度だ。
MLBの“上から目線”はともかく、正式な移籍の道が開通し・・・・・
ゲンダイ
閉廷