そんな彼に、柄でもない深刻な表情で打ち明けられたのは、2年目を終えた13年12月のこと。父・正哉さんが、突然、病に倒れた。「お父さんが死ぬと思って……めっちゃ泣いてしまいました」と、ショックを隠しきれない様子で、なかなか言葉をかけることはできなかった。しばらくは、車椅子での生活が続いたものの、幸い、快方へ向かった。翌年の3月21日。1軍に昇格して出場した京セラドームでのオリックスとのオープン戦に、正哉さんが観戦に訪れた。
途中出場で打席に向かう息子の姿を見つけると、正哉さんは、おもむろに車椅子から立ち上がって声援を送った。「直斗の時だけ立って見てもうたわ」。後に家族から、その話を聞かされ「お父さんを元気づけられるのは自分しかいない」と、心を奮い立たせた。・・・・・
【にっしゃんに感謝】アップされました。「うどん取材」が彼との出会い。7年間、本当にいろんな話をさせてもらいました。寂しいけど、ほんまにありがとう!!!
— チャリコ遠藤(スポニチ虎番) (@sponichi_endo) 2018年12月6日
1軍出場1試合で引退した阪神・西田直斗 父に伝えた「ありがとう」 #hanshin #tigers #文春野球 https://t.co/HWygYBf0J3
忘れてたけど、トラニュースさん、ええねんで。 https://t.co/DvjwaDYlSc
— チャリコ遠藤(スポニチ虎番) (@sponichi_endo) 2018年12月6日
にっしゃん!
さみしいです
大阪桐蔭の先輩がいなくなるのが
あと岩田先輩だけになっちゃった