(中略)来季のレギュラーは確約せず、全員競争の方針を示した。「実績は考慮する」と話した上で言葉を続けた。
「(糸原)健斗だって今年二塁であれだけ出て、ああいう数字も残した。でも、俺はそんな確約というところまではない。健斗にしてもそうやし、(梅野)隆(太郎)にしてもそう」
糸原は主に1番打者として打率・286。梅野も打率・259、8本塁打、47打点と存在感を示した。2人ともレギュラーにふさわしい成績を残したが、新指揮官として当確ランプをともさなかった。
「基本的にはみんな競争。捕手も競争。近本が入って外野なんてすごい競争になる。上本も残ってくれたら争いになるし、トリもショートをやって、すごい競争になる。それを勝ち上がってきたヤツがレギュラーになっていけばいい。捕手もそうかなと思っている」
正捕手は梅野、坂本に加え、原口、長坂も候補になる。国内FA権を取得し、去就未定の上本が残留の場合は二塁も激しい争いとなる。遊撃も鳥谷、北條にドラフト3位・木浪が加わり、激戦必至。糸井、福留が君臨する外野もドラフト1位・近本が参戦し、高山、中谷、島田らとサバイバルを繰り広げる。大山、陽川が争う三塁も同様。ほぼ全ポジションが競争
《矢野監督語録》
▼できるだけ実戦形式を (ブルペンで見た投手は)岩貞と小野と島本と飯田か。キャンプに入ったら、シート打撃
(中略)
▼梅野の成長度 経験というのは一番大きい。試合に出て、怖さとか達成感とか投手との信頼関係とか、そういうのは養われていく。その経験が梅野にとって一番大きなアドバンテージになると思う。ただ、やっぱり捕手はチームを勝たせてナンボ
(中略)
▼原口の正捕手も可能性はある 俺は消していない。正捕手…と言うと
(中略)
▼センターライン固定に賛否両論 それ(正捕手の確立)はみんなが言うだけで、どうやろう。結果論から、振り返っている部分もあると思う。やっぱり優勝しているチームは大体、捕手・・・・・
矢野新監督の方針をまとめたスポニチさんの記事です、是非読んでみてください
各紙の見出し
【阪神】矢野監督、来季の正捕手は白紙 : スポーツ報知
阪神・矢野監督、梅野に正妻確約なし!「捕手は勝たせてなんぼ」 (1/2ページ) – 野球 – SANSPO.COM(サンスポ)
1年は長い
シーズン前半は競争でメンバーを選抜し、後半戦はレギュラーを固定していく
最後まで固定できないシーズンなら、成績も低迷なんだろうな