菅野宏三氏(ビジネス評論家)はこう語る。
「成績が全ての世界ですから、現場のトップが糾弾されるのは仕方ない。ですが、管理部門であるフロントにも大きな責任がある。そもそも指導者経験がない金本氏を監督に呼んだのはフロントです。得点力アップが期待された助っ人大砲(ロサリオ)の獲得も大失敗でした。金本監督だけが非難の嵐にさらされているのはおかしいですよ」
(中略)
このOBが続ける。
「助っ人のロサリオ、ナバーロは戦力にならず、打線は福留(41)、糸井(37)といったベテラン頼み。しかも、年が年だけに気を使い、休ませながら起用している。この3年間は打順を固定できず、40歳前後のベテランが今も中軸を打っている。救援陣も球児(38)、能見(39)は40歳に手が届く高齢者。実際、糸井と球児は故障で戦列を離れている。主力がフル稼働できない年齢のチームなんて阪神ぐらいだろ。年齢構成のバランスなんてまったく考えていないのではないか」・・・・・
ナバーロはええやろ。途中獲得で3割近く打ってれば御の字やん。