実は阪神の若手選手には、野球以外にも慣れなくてはならない“任務”がある。全員が食べられるようベンチ裏にセッティングされているアメ玉を、毎日購入してくる必要があるのだ。
大山が昇格する以前は野手で最年少だった北條の役割だったという。同い年の大山が1軍昇格してからは交互に担当していたもようだが、6月30日に北條が出場選手登録を抹消された。それからは大山のセンスで、アメをチョイスしなくてはならない。
球団関係者は「おいしくない、みんなが手に取らないヤツを買ってきてしまって、湿ってしまってはいけないですよね。たまに、ずっと残っているものもあります。だからみんな結構、定番のモノを用意するんです。コンビニでパッと手に取って買ってくるんでしょうけど、ソーダ味とかが多いですかね」と明かす(中略)
同じような慣習が、ブルペンでも行われているという。こちらを担当するのは中継ぎ陣で最も若い投手。グラブケースのような大きな入れ物に、盛りだくさんにドッサリ入っているという。同関係者は「リリーフ陣の中で『ハイチュウ』や『ぷっちょ』がウケたこともあったみたい。その入れ物の中に選手名鑑も入っていたりして、ブルペンで過ごすメンバーには欠かせないものなんです」と振り返る。・・・・・
アメ玉☆
ブルペンで一番若い投手?って誰?