雨に水を差されても、胸の内で燃えたぎる炎は消えていない。それどころか、より激しさを増した。午後4時10分に雨天中止が決まり、ブルペンで調整を行った藤浪は、見守った金本監督に、こう言ったという。
「投げたくて、仕方がないです」
11日のDeNA戦(横浜)に続き、はやくも今季2度目の登板日の雨天中止。ただ今回は“病み上がり”だけに、よけい、マウンドに飢えていた。(中略)
ブルペン投球を見守った香田投手コーチは「状態はいいですね。いいボールを投げていた。(影響が)ないと思うからスライドをさせる。相性もいいし」と、大きな期待を込めて、送り出す。
「きょう、投げられるにこしたことはないんですけど。しようがないです」と恨めしそうに天を見上げた背番号「19」・・・・・
マウンドに飢えている!
投げたくて投げたくて震える~♪