「虎の恋人」獲得へ、西岡が男気をみせた。前日にオリックスの糸井がFA権行使に必要な書類を提出。その際「背番号と同じ7日なので、今日にしました」と、「7」へのこだわりを吐露していたが、この日、虎の背番号「7」を背負う西岡がその胸中を明かした。
「僕も7番にはこだわっている。ただ、チームが勝つためなら、強くなるためなら譲ってもいい。勝つことが全てだから」
西岡はロッテ入団1年目から「7」を着用。日本代表入りした06年WBC、08年北京五輪でも「7」を背負い、メジャーを経て阪神に移籍した13年には俊介から「7」を譲り受けた。一方の糸井も、入団8年目の11年(当時は日本ハム)から今季まで6年間、着用してきた。西岡の「7」に対する愛着は変わらないが、「チームのためなら」との猛虎愛がそれを上回った。
「仮に球団が糸井さんの獲得に乗り出し、もし7番を希望するなら渡したい。僕が阪神に移籍した時も、全て気分よく入団させていただいた。だから、もし糸井さんが入団してくれるなら、全ての環境がパーフェクトに整う方がいいと思う」・・・・・
チームのためなら!
やっぱ、お前が好きやわ