誰よりも復帰を心待ちにしていた川藤OB会長も「ワシは球児を信じていた。言うことは何もない!」と感無量だったが、誰もが温かい目で見ているわけではない。
実は身内であるはずの阪神OBの一部から「全盛期とまでは言わないまでも、それに近い活躍を望んでいる。金本監督が『年齢的な配慮はするが実力主義で見る』と話しているから、先発でやる以上、今年14勝した藤浪ぐらいの働きを求めたい」との声が出ている。いきなりエース級の「過酷ノルマ」だ。藤川は守護神で球団最多の通算220セーブをマークしたが、先発では大成しなかった。それだけに、いくら何でも…という気がするが、OBが手厳しい背景には「2年総額4億円」という破格の契約条件がある。
あるOBはこう指摘する。「結果を出せなかったメジャーからの出戻りを考えれば、正直もらいすぎな感はある。実は球団フロントから『そこまで出さなくても球児はウチに来てくれていた』とも聞いた。獲得推進者の坂井オーナーがヤクルトなど他球団に獲られたくないから結果的に奮発した格好となったらしいが、チーム内のバランスを考えると…。安藤や福原がどう思うか」
「2年総額4億円」に関しても「実際はそれ以上出しているかも」(別のOB)との見方もあるが、いずれにしても藤川は現時点で虎の日本人投手では最高額。今季、疲労困ぱいで投げ続けたベテランの福原が年俸1億2000万円、安藤が8500万円という現状を考慮すれば、やはり藤川に求めるものは大きくなるわけ。藤川と親しい球団スタッフの一人は「球児もそこまでいらなかったんじゃないかと思う。でも、そういった厳しい声に自分を追い込んでいる。逆にやってやろうと思ってますよ」と話すが、その通り、藤川は自ら申し分のない結果を出してOBの「ご不満」を封じるしかないのだ。
引用元 阪神OBから愛のムチ!球児に“4億円分ノルマ” – ライブドアニュース
4億円分ノルマ!
こんな声が上がるのも当たり前
正直、これは契約として失敗過ぎるわ