◎「辛いです……カープが好きだから」(中略)
そして2002年には、江藤に代わって中軸打者に成長した、金本知憲が阪神へ。さらに2007年、金本を師と仰ぐ、同じ広島県出身の新井が、後を追うように阪神へと移籍していった。当時の会見で、新井が涙ながらに語った「辛いです……カープが好きだから」は、今でも語り草になっている。
◎引き金はやはり師と仰ぐ金本の流出か?(中略)
「後輩のために、FA権を行使して残留の前例を作りたい」と主張した金本に対して、球団側は「FA権を行使しての残留は認めない」の一点張りで交渉は破談。(中略)
この球団とのやりとりを最も間近で見ていたのが、新井。金本には当時からいろいろな意味で可愛がられており、尊敬する同郷の先輩選手と、球団とのやりとりに失望したのか、金本を追うように阪神へFA移籍したのだった。
◎移籍時とはガラリと変わったカープの陣容
新井が出場するとなれば、一塁手か三塁手での出場が有力的だろう。しかし、一塁手にはエルドレッドをはじめとする外国人選手、三塁手には梵英心や木村昇吾がおり、堂林翔太も戻ってくる。果たして新井はレギュラーを勝ち取れるか、出番はあるのか。
引用元 「辛いです」から7年 広島に戻った新井の環境様変わり ― スポニチ Sponichi Annex 野球
- 3分マイライフ
わしらカープが好きなんじゃ