走者が本塁に突っ込むべきかどうかの判断を行う三塁ベースコーチを担当。ゴーストップの指示を出すことから『信号機』などとも言われますが、瞬時の判断と大きなアクションが必要で、しかも責任も重い大変な仕事。おそらく今の球界で最年長の三塁コーチャーですが、「若手に負けたくない? そりゃ、負けてたまるかとは思うよ」(中略)
身長170センチとプロの中では小柄で、試合中でも短い腕(失礼!)をぶんぶん振り回す姿が印象的ですが、「三塁コーチとしても体小さい分だけ、右手をぐるんぐるん回さんといかん。右腕がしびれて、右手はもうまっすぐ伸びんようになったわ」とも話します。
コーチの仕事とは、聞かれると「準備」と即答。なるほど試合前に取材しにくいわけです。こつこつ書きためた資料ノートは昨年の時点で軽く50冊を超え、そうした資料をもとに昨年末上梓した「高校球児に伝えたい! プロでも間違う守備・走塁の基本」(東邦出版)は今や高校生のバイブル的存在。今年の球宴明けには、小学生向けの走塁本も出る予定だそうです。
走塁技術だけでなく、ノックの名手でもあります。(中略)
「20年以上コーチをやってるけど、いくらノックしても、試合みたいな打球でないと意味ない。できるだけ近づけようと、コーチになってからは1日3千球は打って練習しとったよ。朝起きて、球場行く前には自宅近くの公園で素振りもしてたしね」
引用元 【シマチカ姉さんが行く】「指導ノート」コツコツ50冊超、コーチ歴25年・阪神「高代コーチ」が醸し出す「プロ意識」と「職人技」(1/3ページ) – MSN産経west
阪神に来てくれてよかった!
本当に良かった信号機が正常に作動してくれて
聞いてるか吉竹?