阪神の岡田彰布監督(66)が5日から7日までの神宮でのヤクルト3連戦で試合後の囲み取材に応じなかった。いわゆる取材拒否だ。テレビでは伝わらない岡田監督の取材拒否の理由を追った。
「1勝2敗は想定外」と報道されたのが発端
(中略)
開幕の巨人3連戦に続き、横浜DeNAとの3連戦にも1勝2敗と続けて負け越し「想定外」という見出しが躍った。これは岡田監督の意図とは180度違う報道だった。
筆者は、その場にいなかったが、「想定外」という発言が伝えられ、「本当にそう言ったのか?」という違和感
(中略)
番記者は岡田監督のインタビューをレコーダーに録音している。絶対に間違いは書かない。岡田監督は、「想定外」と喋ったのだ。だが、それは本意ではない。つまり岡田監督は、「想定内」を「想定外」と言い間違えたのである。岡田監督が報道陣に不信感を覚えたのは、そのやりとりの中で「え?想定内じゃないんですか?」の確認がなかったことである。
岡田監督が4月序盤の戦いをどんな考えで臨んでいるかを理解しているのであれば、「想定外」という言い間違いに「え?」と疑問を抱くはず。「想定外」と話したとしても「実際は想定内」とのストーリーを展開させるはずである。岡田監督は、自分の意図が伝わらない状況にあきれて、取り巻くメディアへの信頼をなくし取材拒否という強硬手段に出たのである。
自分の意図がファンに伝わらない。ましてチームに伝わらない。それでは、喋る意味がない。との三段論法からくる、少々強引な結論である。
(中略)
岡田監督は佐藤をスタメンから外した、森下と共に疲労の蓄積などを考えて当初からスタメンから外すことは計画されていた。デイリースポーツによると、試合後に佐藤の欠場理由について聞かれた岡田監督は「なんでや。使わなあかんの? なんでそこまで言わなあかんの。選手起用まで言われたらかなわんわ」と、いら立ちを隠さなかった。
佐藤が、打率.128と低迷していたため一部スポーツ紙が大々的に岡田監督が佐藤を欠場させたことのメッセージを読み解こうとする推察記事を掲載したが、その中身が的外れで岡田監督を激怒させた。
(中略)
岡田監督は、その理由をこう説明していた。
「なんで『そりゃそうよ』と言わなくなったかわかるか。記者の・・・・・
確かに岡田監督は主語がないからわかりにくい部分あるけど
切り取られたりして違うようになるから嫌だわな。
子供かと言われるかもしれんけど
岡田監督のコメ楽しみやったから
寂しい