岡田彰布の「はっきり言うて」は本当に“はっきり言うてる”のか? 全62発言ガチ検証…「阪神ドラフト1位」に手厳しい“深すぎる”真意
(中略)
62回にわたって「はっきり言うて」と口にした。一体、誰に対して、はっきり言うたのか。ランキング化して見える「はっきり言うて」の効用とは――。
「はっきり言うてランキング」発表!
以上のように「誤用の疑念がある」「はっきり言うほどのことでもない」「はっきり言うてる対象者がやや不明瞭」というケースは複数あった。しかし、それらも含め、文脈から「誰の話題ではっきり言うたか」を判断し、「はっきり言うてランキング(=はっきり言われたランキング)」を作成した【参考:上述の例1は若い選手、例2は去年のこと(=去年のチーム)、例3は湯浅と判定】。
【はっきり言うて(=はっきり言われた)ランキング】
1位タイ/7回 佐藤輝明
1位タイ/7回 打撃陣
3位タイ/6回 森下翔太
3位タイ/6回 チーム
5位/5回 湯浅京己
(中略)
やはり厳しい佐藤輝明への言葉
全62回の「はっきり言うて」を分析すると、岡田監督は不安と期待の交錯する選手にはっきり言うてる傾向が見受けられる。その代表が
(中略)
岡田監督は6月下旬に佐藤輝を二軍に落とした。ファンから非難の声も上がったが、優勝手記で理由を明かした。
〈あれは打つ打たんが理由じゃない。先発を外した6月25日のDeNAの試合中、ロッカーで
(中略)
他の言葉からも、森下を主力と認めるにつれて厳しくなる様子が窺える。2月の練習試合で活躍すると「俺が入った時よりも数段上やな」と褒めていたが、9月8日に阪神の新人右打者では岡田彰布以来の2ケタ本塁打
(中略)
見えた「はっきり言うて」の効用
人気球団・阪神のドラフト1位で活躍すれば、(中略)岡田監督は「はっきり言うて」を巧みに使いながら、選手を操縦している――。
もしそう問いかけたら・・・・・
はっきりいうて、甲子園でアレのアレ決めたいわな。