首位を走る阪神に衝撃が走った。梅野隆太郎捕手(32)が死球で左尺骨を骨折
(中略)
病院から京セラドーム大阪に戻ってきた梅野は、岡田監督とすれ違い、言葉を交わした。荷物を整理した後の同11時ごろ、報道陣に対応した。
梅野 チームも優勝争いしているところでの戦線離脱は、個人的にはめちゃくちゃ悔しい。このために常に頑張ってきているものなので、個人としては。自分がこれからやれることは、治療に専念してやれることをやっていくだけ。
正直に悔しさを表しながらも、懸命に気持ちを切り替えた表情は決して暗くはなかった。「外から見ることはこういう時しかない。しっかり、いろんな外から見られるものを吸収しながら。チームが優勝するところまで一緒に戦っていきたい」。仲間を思う言葉に力を込めたが、虎にとってショッキングな1日となったのは間違いない。
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今季ここまで63試合でスタメンマスクをかぶる正捕手の離脱は痛い。指揮官は「代わりはおらんよ。補充はできるけどな」と表現した。現在1軍で捕手登録は坂本のみ。捕手経験者(中略)
◆尺骨 肘から手首まである2本の前腕骨のうち、小指側にある長い管状の骨。21年10月2日にオリックスの吉田正尚(現レッドソックス)が死球を受け骨折。全治2カ月の診断を受けたが、徹底した自己管理で11月10日からのCSファイナルステージに間に合わせた例・・・・・
梅ちゃん待ってます