佐藤輝を途中交代させる阪神・岡田監督の決断が、結果的に2点差逆転につながった。動いたのは7回2死、宮崎の場面。投手と野手を同時に交代させ、投手の打順を入れ替えるダブルスイッチを敢行した。
「馬場をイニングまたぎしたかった」と、5番の佐藤輝を下げ、その打順に投手の馬場を入れ、裏の攻撃で回る可能性があった9番に三塁・糸原を投入した。この読みが的中。馬場は1回1/3をパーフェクト投球。8回は、先頭の糸原がバウアーから左前打で出たことが、森下の同点2ランにつながった。
指揮官から「糸原も久しぶりにいい仕事をした」と褒められた職人は、「前回やられてるピッチャーなんで(中略)
この首位攻防戦を前に、岡田監督は佐藤輝について「(左投手の時に渡辺諒を使えば)それやったら、終わってしまうやんか」と、際どい発言をしていた。この日も3打数無安打で、昇格後、22打数2安打と復調の兆しは見えない。それでも、ダブルスイッチの対象にしたことは、あくまで「打順のめぐり合わせで、ああいう形になった」と・・・・・
あれは打順の巡りでたまたまテルが交代になったと思いたいね。