阪神は打線がわずか2安打に沈黙して敗れた。先発の伊藤将は5回1失点の好投をしたものの、孤立無援。
1点を追う7回に1死三塁の好機をつくったものの、近本、大山が代わった伊勢に抑えられた。これで1勝1敗のタイ。阪神が突破するには10日に勝利することが条件になる。
試合後の矢野監督と報道陣の主なやりとりは以下の通り。
―伊藤将は彼らしいピッチングをした。
「(中略)しっかり投げてくれたと思う」
―対する大貫は気迫のピッチング。
「立ち上がりは、いいという感じはそんなになかったけど、ちょっと(中略)
―相手投手も気合いが入っていた。三振が多くなってしまった。
「三振もアウトも一緒」
―7回は数少ないチャンスを生かそうと。
「向こうも勝負に行って、こっちも勝負に行っているところなんやから、それは打てることもあれば、今日みたいに打てないこともあるので。その分、明日、打ってくれると思う」
―明日は才木が大事なマウンドに上がる。
「前向きなヤツなんで。ポジティブ(中略)
―監督としては明日大事な試合になると思う。
「いやいや、ずっと大事な試合なんで。別に明日も今日も変わらないんで。明日も全員の野球をするだけなんで。別に何も変わらない」
―明日勝てばつながり、負ければ終わる。
「いやだから、俺はもう退任するって発表してから毎日毎日、今日っていうのは返ってこないから。それが明日ね、(中略)・・・・・
今日打てなかったから明日は打ってくれるって、そんな事出来るんや