(日本生命セ・パ交流戦、オリックス2ー3阪神=延長十一回、2回戦、阪神2勝、11日、京セラ)阪神が接戦を制して、最下位から脱出した。延長十一回1死一塁で二盗を敢行した代走・熊谷敬宥内野手(26)が伏見寅威捕手(32)の悪送球で一気に生還し、勝ち越した。八回に佐藤輝明内野手(23)の適時打と伏見の捕逸で同点に追いついたチームは今季7度目の延長戦で初めて白星を飾った(1勝5敗1分)。デーゲームで敗れた中日を勝率で上回り、5位に浮上した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績28勝35敗1分、観衆3万3323人)。
ーー熊谷の好走塁
「年間で何回も起こり得るプレーじゃないけど、ああいう選手がああいう挑戦して、打ってとかそういうことじゃない中で目立ってヒーローになって勝ってくれるのはチームとしてはすごく大事な部分でもある。今まで俺も走ることとか挑戦することとか、ずっと2軍の時から一緒にやっているメンバーなので。その勇気がああいう形になったと思います」
ーー守備でも最後に素晴らしいプレー(延長十一回2死一、三塁で三ゴロを処理)
「(中略)素晴らしいプレーをしてくれた」
ーー佐藤輝はいいところで安打が出た
「(中略)そんなにガンガン、ヒットヒットで点を取れるピッチャーではないんで。勝ちにつなげてくれたのは大きい。テルもいい一本を打てたんで。最後も一本あったし(中略)
ーーリリーフ陣も奮投
「ピッチャーはずっと頑張ってくれているしね。まあ最初の1点も島田が捕ったらなアカン(一回、左飛を落球)。出るピッチャー、みんな粘ってくれた。厳しい場面も攻めて行ってくれている。それが一番勝因というか、大きいところやけど」
ーー順位が1つ上がった
「(中略)その結果がそういうふうにつながっていくのはまた、よし行くぞ!っていうムードとか、モチベーションになるんで。いいモノはそうやって、して行ければいいかなと思っています」
ーー交流戦も最終戦
「本当にピッチャーが頑張ってくれているのと、あとやっぱり悠輔がいいところで打ってくれている印象があるけど。最後またいいピッチャー(宮城)が・・・・・
まぁね、でも最近島田くん守備で救われてる時も多いよね