遠く海を隔てた南の島からも背番号8には熱い期待と視線がこの1年、送られていた。阪神の春季キャンプ地でもある沖縄で70年以上泡盛の製造、販売を行ってきた比嘉酒造は開幕前に「佐藤輝が本塁打を1本打つごとに、泡盛1ケース(一升瓶6本入り)をプレゼント」というキャンペーン企画を打ち出し佐藤輝をサポート。このたび24ケースの同社商品の泡盛が球団を通じ佐藤輝の元へ届けられた。
比嘉酒造の担当者は「今年の佐藤選手の活躍には社のみんなが楽しませてもらいました。後半戦で不調にこそ陥りましたが、来季以降も継続して阪神と佐藤選手を応援させていただきたい。今年はフォークリフト1台分で済みましたが、来季は40本塁打、50本塁打とより一層の活躍を期待しています」とサポート継続を明言した。来季こそ歓喜の美酒・・・・・
一時保管でも大変そうです
実はこの比嘉酒造、過去に全く同様のキャンペーンを新外国人のエリック・キャンベル内野手(2017年)、ウィリン・ロサリオ内野手(18年)を対象に行ってきたが、キャンベルはシーズン通算1本塁打、ロサリオは8本塁打しか残せず1年でチームを去ることに…。そんな〝ジンクス〟を規格外のパワーで打ち砕いてくれたこともあり「社内でも大盛り上がりですよ。将来的には我が社の商品や泡盛の魅力を広く世間にPRしてほしいですね」(前出の担当者)と新たな〝泡盛大使〟としての起用も検討中・・・・・
呑もう