春季キャンプから双眼鏡をのぞいて彼のプレーを見てきたが、意外な才能を気づき、ずっと注目している。それはスライディングの器用さだ。ベースへは右足を伸ばす(左膝を曲げる)ことも、左足も伸ばす(右膝を曲げる)こともできるのを見て、驚いた。両方の足で滑り込める選手は決して多くはなく、試合の中で状況に応じて使い分けていることを知った。
4月10日のDeNA戦の9回に今季2度目の盗塁を決めたときは二塁ベースに左足を伸ばしてスライディング
(中略)
守備では、例えば4月9日DeNA戦、3回の佐野恵太の右翼線方向へのライナー性飛球へのスライディングキャッチは、右足を伸ばしたものだった。ささいなことかもしれないが、現役9年で6度のゴールデングラブ賞を獲った外野の名手だった赤星憲広氏(本紙評論家)は「いやいやささいではないですよ」と、首を横に振る。
「どちらでも滑ることができれば歩幅を合わせる必要が無いので捕球に集中することが可能です。これはめちゃくちゃ大きい(中略)本塁へは回り込んだり捕手のタッチをかいくぐらなければならない時もあるので、やっぱり左右できるのは走塁面でもプラス
(中略)
豪快なスイングからのホームランか三振の2択ではなく、マルチな才能をもつ野球センスの塊・・・・・
センスの塊!
よく記者さんも気付いたね。サトテル君は野球センスに溢れてる!