目先の現象に一喜一憂しなくなったのは、試合中も同じ。矢野監督自身も采配のスタイルをシフトチェンジしつつある。
試合展開での喜怒哀楽の頻度がそれを物語る。先月31日の広島戦。「あれはビッグプレーだった」と振り返った序盤のピンチを遊撃・山本のファインプレーで脱出したときだ。ベンチを飛び出し山本を迎えるナインや首脳陣と別に、右手で「矢野ガッツ」を見せた後は、盛り上がる現場からあえて距離を置くようにベンチ裏へ。一度、クールダウンしてから4回表の指揮にあたった。
試合の分岐点のたびにベンチ裏へ消え〝ひと段落〟する姿は「監督が目の前のプレーに動揺を見せたら、必ずそれは周りの選手にも伝染する」とした、かつての中日・落合監督をほうふつとさせる。
落合政権を知る中日関係者によると「落合監督はベンチ裏の監督室で、用意していたタオルでびしょ濡れになった全身と、帽子にへばりついた汗を拭きとってからベンチへと引き換えし、再び何事もなかったかのようにベンチでどっかりと腰を落とし戦況を見つめていた」。そうした内に秘めて戦うスタイルを、矢野監督もマスターしようとしているわけだ。
昨季の自らへの反省が動機となっているようで、昨オフ矢野監督はV逸が決定的となり、コロナ
(中略)
「気がつけば、俺もベンチでうつむいてしまったりもしていた・・・・・
振る舞いが以前と変わっているそうです
阪神・矢野監督がまさかの〝落合化〟 試合中のオレ流スタイルに見える進化 https://t.co/u50VPGRzzv
— 東スポ野球 (@tospobaseball) April 6, 2021
https://www.youtube.com/watch?v=yPXtBTLUryY
誰もが進化する!
そしてひと回り大きく成長する!!
今年こそ やってくれよ!! 応援しています!!!