阪神の藤浪晋太郎投手(26)が19日、スポニチ本紙の単独インタビューに応じ、直球に固執しない新スタイルに挑戦していることを明かした。2021年シーズンは、昨季6割以上を占めた直球の割合を5割程度にすることを理想とし、完全復活への「黄金比」とした。(聞き手・遠藤 礼)
――昨年11月に「直球が速ければいい時代は終わった」と発言(※1)。今キャンプも直球に固執していないように見える。
「(藤川)球児さんの特殊球とか、ああいうレベルでないとストレート勝負、真っ向勝負は幻想に終わると思っています。勝負においてはバッターに都合のいい話でしかない。もちろん、直球は必要なボールになってきますし、一番操りやすい。その中でいかに変化球でカウントを取れるかを気にしています。今年はそういうテーマを持ってますね」
――昨年も直球の割合は6割超え。今年は変化球の割合を増やして結果的に5割ぐらいになれば理想的か。
「5割、ないし5割弱にできるぐらいに他の球種の精度が高くなれば(中略)
――スプリットを決め球だけでなく、カウント球でも使いたい。
「今は自信(中略)
――打者により絞らせないことを重視していくのか。
「カットボールを連発しているからこそ(中略)
――昨年は1勝止まりでも、迷い続けたフォームの土台ができたと感じたが。
「数字以上に(中略)
――土台が固まって、次の段階に進めるイメージか。
「フォーム(中略)
――昨季終盤にセットポジションで手応えをつかんだ。クセや動作の多いワインドアップはハイリスクと思ってしまうが。
「リスクも承知の上(中略)
――あえてスラット(スラッター)と呼んでカットボールを投げている。参考にしている使い手はいるのか。
「誰かのスラットが理想の曲がり方とかはなくて。ジャイロ回転が理想ですね。重力で落ちるのが、自分のイメージしている理想のスラットですね。今はブルペンでもトラックマンのデータを見て(中略)
――近年の苦闘からの再起は、野球ファンでない人たちからも注目されると感じる。
「すごく応援してもらっているのは感じますね。一般論になりますが、人って一回落ちて(中略)
――ここから復活することで子どもたち、広く見れば、ビジネスマンにも勇気を与えられるかもしれない。
「励みにしてもらえるのはうれしいです。コロナ下(中略)
――インスタグラムを開設。ファンとの距離を縮めている印象。
「インスタは前からやりたいなと思いつつ。いろいろ言われそうやなっていうのがあって(笑い)。ずっとやってなかったんですけど。やっぱり、こんな世の中ですし、例年なら宜野座もファンでいっぱいになるんですけど、お客さんがいない中で楽しんでもらいたいなというのが一番の理由。あとは、自分がどういう人間かを知ってもらいたい。今までメディアの中で(中略)
――新人の佐藤輝との対戦が注目を集めた(※2)。気が付けば新星を迎え撃つ立場になった。
「年(中略)
――ファンは「エース藤浪」の時代を待望している。
「ここ・・・・・
週末だからなのか、ロングインタビューが嬉しいです
元記事を是非ごらんくださいませ
— こうへい (@bs21t00d40) February 19, 2021
晋太郎君の意気を感じました❗️去年は投げる度に頑張ってと祈るような気持ちでしたが今年はヨシ❗️大丈夫❗️という気持ちで画面越しに応援すると思います。真っ直ぐ延びた頭脳線、思わず自分の手のひらを見てしまった。