阪神のジャスティン・ボーア内野手(32)が20日、自由契約選手として公示(中略)11月末までの保有期限を“前倒し”してのリリース。国内の複数球団が興味を示しているとみられ
(中略)
2年目の適応も期待されるところではあるが、ネックは250万ドル(約2億6000万円)という高年俸。矢野監督はこの日、甲子園でボーアの自由契約について「総合的に判断していること。もちろんみんなで埋めていかなアカン」と話した。
11月30日まで阪神が保有権を持っている中、10日前倒しのリリース。理由は定かではないが、球界関係者によると、複数のNPB球団がボーアに興味を示しており、“就活”開始が早まったことは間違いない。一旦リリースして退団の形をとった阪神が、ゼロベースから低年俸で契約する可能性も残ってはいるが…。来季は・・・・・
ボーアがフィットしそうな球団がある。巨人と並びリーグトップタイ135本塁打を記録したDeNAだ。チームトップ25本塁打を放ったソトの去就が未定。チーム4位の19本塁打で国内FA権を持つ梶谷隆幸は、その決断が注目されている。オースティンや同じ左打者では首位打者の佐野恵太(共に20本塁打)がいるが、仮にソト&梶谷が退団となれば打線の戦力ダウンは必至だ。さらに守備面ではロペスが今季75試合、ソトが同38試合で一塁スタメン出場。一塁手のレギュラーも不在となる。
狭い横浜スタジアムではボーアの魅力は格段にアップするだろう。さらに近年ドラフトで今永昇太、石田健大、濱口遥大、東克樹、坂本裕哉らを獲得して「左腕王国」を築きつつある。左投手に対して打率.214、4本塁打と苦戦したボーアにとって、DeNA移籍はプラスに働くはず。当然、来日2年目で日本の配球に慣れるということもあるだろう。
DeNAとなってからはラミレス、ブランコ、バルディリス、ロペスら他球団から加入した助っ人たちが活躍してきた。推定2億7500万円の高年俸をどれだけ下げられるかが大きなカギとなるが、三浦大輔新監督が就任したDeNAにとっては優良・・・・・
低年俸(1.5億?)獲得できるなら阪神にお願いします