阪神大山悠輔内野手(25)の打撃フォームを分析した。打線の主軸としてタイトルを争うまでに成長。真弓氏がその要因を読み解いた。(中略)
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昨年までの大山は、調子のいい時は1カ月で10本ぐらい本塁打を打てるが、その一方で全く打てない時期もあり、調子の波が激しかった。今年はその波が少なく、いい時期が長い。
今年の構えの特徴としては、(中略)ミートポイントまで最短距離でアプローチしている。今年はそれがうまくいっている。構え自体は基本に忠実ではなく、ほめられるようなものではないんだけど。ただ、こう構えるなら、こうやって振らないと間に合わないということは言える。
もう1つ、写真を見れば、一目瞭然で彼の良さが分かる。構えからミートするまで、頭が下がる選手もいるが、大山の場合は、<3>から<10>まで、頭の上下動がほとんどない。横一線でしょ? 上下の軸が(中略)去年までは膝の状態が良くなかったらしいね。右足の軸が動く時期があったが、今年は動かず、うまく腰の回転
(中略)
最初の構えに話を戻すが、この打ち方をコーチが指導することはまずないと思う。怖くて言えないよね。それを考えると、大山が自分でいろいろと考えながら、作り上げたフォームだと思う。これは非常に大事なことだ。
シーズンの最後まで、本塁打王のタイトルを争っているが、(中略)誰もが経験できることではない。嫌でも力む場面で、いかに力を発揮できるか。大山も成長したからこそ、この位置まできた。この経験は、今後のプロ野球人生の財産になる。残り・・・・・
大山 可能性がある限り本塁打王を狙えるなら狙って欲しい 今年最後の総決算だ
— グチ (@guuchiin) November 9, 2020
大山本塁打王狙え 頭の上下なく好調持続/真弓明信(日刊スポーツ)#Yahooニュース
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自分で考える大山。プレッシャーにも強くなってきたし来年も期待できそうだ!