阪神の球団社長は経営母体である阪神電鉄の“サラリーマン”。2006年の阪急HDとの経営統合後も阪神電鉄出身者が就任し、揚塩社長も同様(中略)「飛行機の中で矢野の著書を読み込んで二軍キャンプ地の宮崎へ乗り込み、宿舎で説得した。19年には鳥谷敬に『ユニホームを脱いでください』と伝えている。これらは同じ大阪府立大卒の藤原崇起オーナーの意向を忠実に実行したもので、まさに“サラリーマンの鑑”といえます」(同前)
(中略)
今回の辞任劇の引き金を引いたのは、阪急阪神HDの角和夫会長の一言だ。
「阪急は球団運営に関与していなかったが、今回、阪急出身の角会長が夕刊フジの直撃取材に『けじめが必要だ』と初めて球団について言及。すぐさま社内での忖度が働き、揚塩氏が“トカゲの尻尾切り”の形で事実上の解任となった。今後、阪急側の発言権が増す可能性がある」(球団関係者)
(中略)
一方、選手の起こした不祥事ということで、矢野監督の責任を問う声も上がる。
「揚塩社長は自分が連れてきた矢野監督を守りましたが、
(中略)
阪神の球団社長を務めた野崎勝義氏はこう指摘する。
「阪神電鉄の秦雅夫社長と谷本さんは同じ京大卒。本来であれば阪神電鉄で出世コースを歩む予定でしたが、谷本さんたっての希望で球団に行ったという経緯がある。将来的な谷本さんの社長就任の目を残すため、じきに定年を迎える揚塩社長に涙を飲んでもらったのでしょう」(前出・球団関係者)
(中略)
巨人の球団代表を務めた清武英利氏は、今の阪神に必要な人材をこう語る。
「社長が辞めることよりも球団がどう生まれ変わるかが重要です。ぬるま湯体質だと言われてきた球団組織を根底から改革する大きなチャンス。親会社の顔色を窺わず、腹を括った、いわば“狂人”的な社長が求められています。それは・・・・・
親会社より球団、阪神タイガースを大事に思ってくれる人材ってことでしょ?
会社運営について学ぶ必要は有るにしても、元選手の方がいいんじゃないかなぁ。