阪神の本拠地・甲子園は、右翼から左翼方向へ浜風が吹く上、右中間、左中間が比較的深いため、左打者が本塁打を量産するのは難しい球場。
佐藤は「左打者には不利な風だが、それに負けない打球を打ちたい。逆方向に長打を打っていきたい」と力強かったが、阪神周辺からは、「佐藤の加入で『ラッキーゾーン』復活の待望論が再燃するかもしれない」との声が聞こえてきた。
(中略)
阪神OBが言う。
「2018年には親会社で『ラッキーゾーン』ならぬホームランテラスの設置が検討された。ソフトバンクやロッテなどの本拠地球場と同様、客席を増やすためです。当時の坂井オーナーの反対などもあり、実現しませんでしたが、これに賛成していたのが阪神の左打者のレジェンドである当時の金本知憲監督と掛布雅之氏。金本前監督は球団に設置を要望したことがあるというし、掛布氏も以前からの賛成派。いかに、浜風が左打者を苦しめているかがよくわかります」
(中略)
「内外野をこなせる佐藤は三塁のポジションで勝負したいと希望する一方で、三塁には大山がいるため、矢野監督には外野起用の構想がある。左翼はサンズ、中堅には近本がおり、佐藤は右翼を守る可能性が高い。ホームランテラスを設置すれば観客は佐藤を近くで見られるメリットがある。しかも今季は、成績不振とコロナ禍で観客動員が低迷。親会社は営業面を重要視しているだけに、テコ入れ策として再検討されても不思議ではない」(前出のOB)・・・・・
ホームランテラス、賛成派です。
相手にも当然打たれ易くはなりますが、ホームランは野球の醍醐味です。
阪神はピッチャーもレベルは高いし、
十分勝負できると思っています。