今季、それ以来の右打者としての本塁打王が期待されているのが大山悠輔である。ここまで21本塁打を放ち、ライバルの多い中、十分、可能性を感じさせる。しかし当然だが、大山は浮かれていない。
「本数ばかり言われますが試合になったら、どの場面で打ったか、だと思います。チームの流れが悪いときに長打というのは流れを持ってこられる1つの手段でも
(中略)
そこで言わせてほしいのだが、この日の打撃内容についてだ。3安打猛打賞。9回に四球も選び、4打席とも出塁した。ほとんど盛り上がりもなく
(中略)
それでも「長いのをいったろか」という気配というか、厚かましさのようなものが伝わってこないのである。
現状、大山は5番打者だ。出塁しても次は好不調の波が大きいボーア。下位にはそれほど打撃を期待できる打者は、現状、見受けられない。だから大山にはズバリ走者がいない場合はすべて本塁打を狙うつもりでいってほしい。(中略)言うのは簡単、実行は至難の業だが何とか・・・・・
みんな、きっと狙ってガンガン打ってほしいと思ってます!
でも、そこで厚かましく行けないところもまた、大山くんのいいところなのです。